副作用合併症報告激減?

JaM

2008年01月28日 10:37

いや、これはだめだろう、、
医学や薬学に対して過剰な期待はしないし、
期待してはいけないと思いはするが、、
このグラフを見て唖然とさせられた(^^:::

グラフぱくってきました~すんまそん


少なくとも、研鑽のないところに道はない、、
ちょっと笑える話じゃない、、


治療における副作用合併症の報告が激減しているという、
これでは医学薬学界の進展はないと断じつつも、
やや当事者の良識を疑いたくなる

医療ミスの証拠が残るだの、
訴訟を恐れるだの、
そんな理由で症例中の事例報告が無くなっていけば、より良い治療・医療の基礎構築なんて出来るわけがない、

逆に、間違った医療に勇気を持つような歪んだ構図が見えてくるようで怖い、

あなたたちの仕事は、闇のお仕事じゃないんだから・・
今ある知識、今ある医療機器、今ある技術の中で、できる限りのことをする・・
医療の世界はそれしかないだろうに、

医学薬学なんてのは、
生物学生化学のほんの一部、
ほんの数パーセントの学問でしかない、
はっきり言えば、まだまだ遅れた学問、

勿論、人の生死に関わる法律的にも縛り制約の大きい世界でもあることは承知、
だからこそ、もう少し意識を次の高みへとつなげる努力を怠らないで欲しい



医学論文・激減て、、まじですか?
うわ、ヤフーニュースにリンク貼ってたらもう消えてる・・・
何か誰かの意図でしょうか?怖!!
↑ソース元の毎日新聞に貼り変えしました~(笑

また消えたらいやだから
記事も貼り付けておこう

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医学論文:急減 処分恐れ医師ら萎縮?

副作用や合併症に関する医学論文の割合の推移 治療の副作用や合併症に関する医学論文の数が昨年後半から急激に減少したことが、東京大医科学研究所の上(かみ)昌広客員准教授(医療ガバナンス論)らのグループの調査で分かった。このうち、診療中に起きた個別の事例を取り上げた「症例報告」はゼロに近づいた。グループは、厚生労働省が検討する医療事故調査委員会の発足後、行政処分や刑事責任の追及につながることを医師が恐れて萎縮(いしゅく)し、発表を控えたためと推測している。

 グループは昨年12月中旬、国内の医学論文のデータベースを使って、06年1月~07年10月に出された副作用や合併症などに関する論文を探し、総論文数に対する割合を月ごとに調べた。

 その結果、国内では毎月、1万~4万件前後の医学論文が発表され、一昨年から昨年前半までは合併症の論文が全体の13~17%あった。しかし、昨夏ごろから急減し、10月には約2%になった。副作用の論文も以前は4~6%あったが、昨年10月には約2%に減った。

 特に、副作用の症例報告は、以前は1%前後あったが、昨年10月にはゼロになった。合併症の症例報告も、以前は5~9%あったが、昨年10月には0.1%しかなかった。

 厚労省は昨年10月、診療中の予期せぬ死亡事故の原因を究明するために創設する医療事故調査委員会の第2次試案を公表した。死亡事故の国への届け出を医療機関に義務付け、調査報告書は行政処分や刑事責任追及にも活用する場合もあることを盛り込んだ。10年度をめどに発足を目指している。

 上客員准教授は「副作用や合併症が報告されない状態が続くと、医学が発展せず、国民の被害は大きい。リスクの高い診療科からの医師離れも促す。調査報告書は行政処分や刑事責任追及に使われないようにすべきだ」と訴えている。【河内敏康】

英訳

毎日新聞 2008年1月27日 2時30分
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