Gooプロジェクト?サンゴの移植にあまり賛成できない理由・・
うみあっちゃ~(海人)、正確にはダイビングイストラクターだった頃
約2万人のお客さんを水中に案内した、
ダイビング本数は4000本ほどで、
水中活動時間は合計で200日弱しかない・・
だから、まあ、
これに関しては海のど素人が言ってることだと思ってくれていい
(いやみじゃなく、この程度だと経験不足だと本当に思ってるのね)
Gooが独自SNSで、入会する数名ごとにサンゴを植える資金を提供する?
といったことをやっているようだね・・間違ってたらごめんよ
まあ、これはね~、、サンゴを増やそうという意気込みの部分だけで
沖縄の海にとっては気休め程度のことでしてね、
やっちゃいけないとは全く思わないし、移植したサンゴが産卵すれば、
あ~それはおめでとうございます、と心から祝福するわけだけれど、、
ただ、これでサンゴの海が取り戻せて、大成功だ~~なんてことは
残念ながらないんだな、、、
これまで30数年、そうした研究があまり大きな成果を得ないことは
世界中で実証されてしまってるしね、、
問題は、海を殺してる原因が何か?ということ、、
これが一番大事!!
海洋汚染や温暖化の原因は何かということです!
正直なところ、
農地改良や下水処理のありかた、護岸の適正な整備、
そういったものに、しっかりとした配慮があれば、
サンゴなんて、数年で手がつけられないくらいたくさんもどってくる。。
自然の力をね~みんなね~
過大評価して意味なく頼りにしすぎるし、同時に、
人間の手を借りるまでもない自然の力は過小評価してるんだよね、
自然のこと、もっと分かろうよ・・
たとえば今、
沖縄本島や離島すべてから、、
人が全員消えるとしましょうか、、
そうして、、
3年後くらいに誰か海がどうなったか調べにくるんだよ、
そうしたらね、、絶対に、
もの凄く綺麗な海にもどりはじめてるはず、、
1年目は島が森に覆われる年で、河川や干潟では微生物が浄化を始める
2年目はさまざまな再生が始まる、種子の年、
3年目以降はどんどん成長することになるだろうね、、
人が住んでいながらにして、それに近いことが出来ないかを考えるのが
自然再生を考える、自然との共存!ってことじゃないのかな、、
余談だけど、今、人が介在しないと困る問題もあるからね~~、
島から無責任に人が消えるわけにはいかない、
ヤンバルクイナのような絶滅種の保護はしなきゃいけないもんね、
島へ帰ってみたら、犬に猫にマングースにハブの島になってたじゃ~
笑えない
みんなが、自分の家の下水の質を変える努力をしたら、
随分変わると思う
地球温暖化だって、ひとりひとり当事者意識がなくて
変わるわけがない
むかし伊豆諸島三宅島に、
島の建築伝統工法を記録するために住んでた頃、
よく現場の近辺で、ジャック先生と挨拶をした、、
結局自己紹介をする機会もなかったから、
先生は覚えてくれてなかっただろうな~~、
ジャック・モイヤー博士、
サンゴの北限、三宅島で、エコツーリズムを先駆けて導入された方だ、
きたないジープで、いつも楽しそうに走っていた、
2000年?の三宅島の雄山が噴火で、全島民が避難したのち、、
数年で、やはり海は劇的に回復しているのだそうだ、
その回復した海を見ることなく、ジャック先生は逝かれた、、、