浜下り(はまうり)続
そとでストーリーを聞かれた・・
仕方なくかいつまんで話した
昔々、琉球に17歳になるお姫様がいました
夜な夜な、両親の厳重な警備体制にも関わらず
どうも誰かと交わっている様子
問いただすと、毎夜好青年が来ては
愛し合っているのだとか
占いババによれば、
どうやらそれは魔物の類ではないかと・・
そこで、青年の結った髪に目印の針と糸をさして
それ目印に後を追いかけることに、、
すると青年は洞窟に入っていき
見るとそれは洞窟の主・アカマタ(沖縄の大型の蛇)だった
姫さまは占いババの言うとおりに海へ行き
潮に浸かり身体を清めたところ
股間からアカマタの子供である無数の蛇がにょろにょろと
逃げ出したのだとか、、
その日は旧暦の3月3日(新暦では今日ですな4月8日)でございましたとさ
めでたしめでたし
しかし禊(みそぎ)といいつつ
結局は蛇の子供を産んだのではないかという疑問と、
また次の美男子に騙されるような気がするんだな、この娘
ちなみに占いババですが、こうした占いをする人は
御殿だとか殿様のところには、世界共通いたようで
外国で有名なのはアーサー王の魔術師マーリンなんかそうです、
もののけ姫にも、古の深き北の森のおばば様などおりますですな、
この物語では「さんじんそう」三世相??とかなんとか言いますが
ちょいと沖縄伝統の民間祈祷師「ゆた」と近いかも・・
でも、そんな過去から未来を予見できる占いババがいるなら
蛇が来るよって言ってあげればいいのにね
あれ??占いならオリもやるんだけどなぁ~
前世マーリンか??
だったらいいな
関係ないけど、八重山より、こんなのありますた
以下記事抜粋 八重山毎日新聞
「魚介類獲らないで」浜下り控え呼びかけ 川平・名蔵の保護水面
8日(旧暦3月3日)の「浜下り」を前に、県水産海洋研究センター石垣支所(照屋忠敬支所長)では、県知事が指定した川平湾と名蔵湾の保護水面区域内から魚介類を獲らないよう、協力を呼びかけている。
保護水面は、有用な水産動植物の保護育成のため、八重山漁協(上原亀一組合長)の協力を得て同支所が管理しており、周年禁漁となっている。 保護水面の境界線は標柱やブイで明記され、立て看板などで保護内容が説明されている。
保護水面内で採取が禁止されている水産動植物は次の通り。
名蔵保護水面=すべての水産動植物
川平保護水面=魚類、タコ、シロイカ、コブシメ、アーサ以外のすべての水産動植物
自然からの搾取はやめようね~
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