ビスフェノールA、プラスチック原料の哺乳瓶使用を控えよう~

JaM

2008年07月09日 11:53


ビスフェノールAの記事がまた出た
しかし注意喚起が遅すぎ!

情報を発信するメディアも厚生労働省のビスフェノールQ&A
このくらいのリンクは張っておこうね



どうも厚生労働省は何事においても対応が遅い、
これでも桝添大臣に変わってから多少は早くなったんだろうか?
こんなもの20年前には充分出ていて遅くない問題だ、

環境先進国ではすでにやってるじゃないか

なんで今頃なんだろう?、
今は、どうしても地球温暖化問題がクローズアップされがちだけど
実は環境ホルモンの問題はすでに危機的状況ではなく
危機の真っ只中


どう考えてみても、
環境ホルモンと同様に作用する化学物質は
数限りなく環境中に露出しまくってるはずで、
それについて充分な知識も意識も、認知もされてきたはずなのに、
とにかく官民ともにだが、
よく何もしないでいられるもんだ、

これ、対応が遅いとかの問題なんだろうか??、、、、

どこか他人事なんだな、、


自己防衛よろしく、個人の安全基準を持って
こまめに実行する人々もいれば、
啓蒙活動よろしく、危機感を煽っては商売に
結びつける人たちもいる、

しかし、こうしたものの中には、
まったく実効性のない対策も多く、
かえってその無知から新しい被害に繋がるケースも多い、



厚生労働省はね、、

もっと厳しい基準で全てに臨んでみてはどうだろうか、、、
既得権益まみれの官僚も多いだろうけれど、
まじめな研究者だって沢山かかえてんだから、
国民を啓蒙できるだけの科学的なデータがあるのも知ってる、

だから世界をリードするくらいの気持ちでもって、
いま先頭を走る東欧諸国よりも
更に上をいく方針を打ち出せて当然でしょう

ことごとく、
日本は「しない」国なんだよね・・
「出来ない」じゃなくて、いつも外国の顔色伺っては
しない、、、とにかく しない・・ やらない・・」


先日秋田の鋳物工場でダイオキシンレベルが基準の2,2倍という記事があった
この記事の問題点は、日本の排出基準の2.2倍という点だ、

東欧の基準にすれば日本の基準はおおむね10倍になる、
だから、22倍と表現してもおかしくはない、、
まあ、これはアバウトな数字だけど、、

マスコミも、数字をね、きちんと表に出してはどうだろうか、

せっかくのWEB上の記事なんかもね、
環境省のサイトにリンクするくらいなんでもないんだし、
もっと実際の数字や、視覚的な現象で訴えようよ、

それともスポンサーがやっぱ大事なのかな?



東欧諸国は、「人体に無害である」レベルを基準にするケースが多い、
それが当り前だと思うけど・・
ところが日本では、
数%程度の発病なら不問とするような雰囲気だ、

医者のために患者を作ってるって言われても仕方ない、



数年前にどこかの、自称・お偉い科学者たちが集まって、
この程度の低用量ビスフェノールAの影響など無いに等しく
人体への健康被害など無いといった話をしていた、

彼らの影響評価のなかには、無意味な比較も多くて
女性ホルモン(エストロゲン・卵胞ホルモン)様の働きについて、
ビスフェノールAよりも、大豆イソフラボンの方が
数倍エストロゲン様の作用があるなんてことも話してた

そんなの当り前じゃん、
ホルモンの前駆体なんて食品見回せば山ほどある

ごく自然な流れで作用するものと一緒にしてしまう
このセンスと、データ丸読みの知的レベルには驚かされる

そんなこと言い出したら、
ザクロは?
山芋は?
イチゴは?
なんて話になってくるんじゃない、、

エストロゲン様作用は多岐にわたるわけだし、
そうした作用の詳細も無く、
食品安全の話をされても合点できるわけない、




もっと明確に、数字をきちんと扱える国民にならなきゃ
国の未来どころか、
自分の未来も無いような気がしてならない


いま、科学者が「分からない、、」というレベルのものは
とにかく信用しない方がいい
それだけは経験的に確かなことだ、


そういえば、虫歯の充填剤って今なんだろう??
セメントよりも、プラスチック製のシーラントなど今も使われてるのだろうか?
セメントも水銀アマルガムによる半永久的障害の問題とかあるし、
シーラントには柔軟材のビスフェノールA誘導体入ってなかったっけ、



世界最高の長寿国、、
かく乱物質の影響下に無かった長寿の世代も
どんどん亡くなってしまうから、、
次に老齢化を迎える団塊の世代、、

果たして長生きできるかな??

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