田母神俊雄・前航空幕僚長の政府見解検証意見
航空幕僚長を解任された田母神(たもがみ)俊雄氏の記者会見は、ある意味痛快なものだった、「政府見解は検証されてしかるべし」との主張はもっともだ、、
前の大戦、日中紛争に関しても、歴史的事実として我々は教科書や教師、歴史書の類から「戦後教育としての、ある特定の真実」というものを刷り込まれてきた、、
その刷り込みを抜きにしても、個人として「日本の侵略」はあったと考えてはいるが、村山談話を政府見解とするのはどうだろうと、それはずっと思ってきた、、
それは、歴史の一面だけを見てきたに過ぎないのではないかという「錯覚」を持ち続けてきたからだ、、
今回の田母神俊雄氏の論文を全文読ませてもらって、、
随所になるほどと思う部分もあったが、
逆に日本を侵略国家と考える気持ちはやや強くなった感がある、、
天邪鬼で言うのではないが、
「それを侵略というのではないか?」という点が処々に読み取れるからだ、、
沖縄など、日本軍に、そして米国軍に侵略され続けてきているではないか・・
ともかく、
この論文はよい論点だと思う、、
田母神氏はたまたまアパグループの懸賞論文で最優秀となり話題になり、
あげく解任などなってしまったが、
今後、政府見解が議論検証される種を蒔かれたことに関して評価をしたいと思う
右翼だ左翼だと、くだらない議論よりも、、
真実を知ること、評価を得る道のりには様々な観点・論点が必要、、
真実というのは案外「キレイ事ではすまない」ことが多いものだ
空幕僚長ともあろうものが、、ではなく
空幕僚長ならではの意見として、もう少し検証できなかったのか?
との思いが強い、
(論文には、他からの引用がある様子なので、すべて幕僚長の言葉ではないのだろうが・・)
関連記事・参考
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航空自衛隊を元気にする10の提言
アパグループはまた、お騒がせなことだな(笑
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