シーリング(概算要求基準)撤廃?????

JaM

2008年12月03日 14:18

党が政府に政策の見直しや文句やら御託宣を並べ始めるといった現象は、
熱烈なる政策論議を除けば、
独裁者的総理大臣への「顔色伺い」である場合と、
総理大臣の「求心力低下」である場合と、
大きくこのふたつのパターンではないかと思う・・

「選挙の顔」という目論見が外れて2ヶ月、
先日の森元総理の「総理を支えよ」の号令も空しく
自民党総務会は2009年度予算編成の基本方針について、
党四役から、麻生太郎首相へ見直しを求めていく考えで一致した、

今後3年間は概算要求基準を撤廃して、
公共事業費の3%削減、
社会保障費の伸びを2200億円抑制する方針も撤回、
など要求するという、、


世論は、麻生内閣不支持、麻生総理不支持と
自公政権には随分と痛手の数字を示している

これまでの政権と比較しても、まれに見る直滑降ぶりで、
今週末の世論調査などは直視できぬ数字になるかもしれない、

麻生政権を支えるとは口ばかりで、
自民党の崩壊ぶりがはっきりと目に見えてきたいま、
彼らに「骨太」を望むことは過酷だ・・



さすがに官僚たちは高学歴で頭が良かったようだ、、
小泉改革を最小被害で乗り切った連中が、
逆襲に転じる機会を狙っていたように思うが、
いままさに、その好機だ・・

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