那覇空港1310m沖合い計画

JaM

2008年12月25日 20:44

那覇空港の新滑走路計画で、
沖合い1310m建設案に三市長が賛成だそうだ・・

これまでの3案の中で沖合い案が支持されるのはもっともな話で、
他の2案では瀬長島のてっぺんを低く削ったり、拝所を取り壊したりと
「陸上の目に見える部分」が大きく変化してしまう・・
同時に、工事にかかる期間も経費も小さい、

とにかく見えないところを壊そうというのが公共工事だし、
時間もお金もかかった方がいいというのが公共工事だ、

どうせ、でたらめな環境アセスで、泡瀬干潟や辺野古同様に
・大きな環境への影響はない、、
・工法によって環境破壊は最小限に抑えられる、
といった最終報告でまとまって、
いずれ工事は始まるのだろうと思っている、

http://www.dc.ogb.go.jp/Kyoku/information/nahakuukou/index.htm
興味あれば、那覇空港プロジェクトのページでPIについて調べたり
アンケートに答えたりも出来る、、
どうもいまのところ、アンケートに答えてるのは
事業関係者のように思えてならない、、
まあ、それくらい少ない回答数だということだ、

糸満市、豊見城市、那覇市の市民の方々はみなさん
「PI」についてはご存知なのだろうか????


さてその滑走路に隣接する瀬長島には温泉施設つきのホテルが建設予定だ、
知合いの社長のところでやるのだが、新しい滑走路が沖合いに出来ると、
飛行機の進入路がホテルの左右に並ぶことになる・・

さぞ、騒音に悩まされるホテルになることだろう、、
二重窓の保証金は出るのだろうかと、要らぬ心配をしてみるが、
開放的な沖縄リゾートで、窓を閉め切って眠るのも一興か?
まあ、がじゃん(蚊)も多いことだし、窓は閉めるからいいのか・・


これまでの沖縄の公共工事が、どれだけ沖縄の自然破壊に貢献したか、、
その辺の海に潜って見てくれば一目瞭然だ、、
「おまえら馬鹿じゃないか?子孫に何を残すわけ?」と聞きたくなる
くらい(^^;破壊され、何も無いに等しい瀕死の海が広がっている、

自然再生型の公共工事じゃ駄目なんだろうか?
様々な「使える技術」がこれだけ進歩し進化した日本で、
いまだ『壊す』ことしか続けられないのかと情けない気分になる、

沖合いに滑走路が出来れば、漁業への影響はもちろん、
北上するクジラや回遊性の大型魚への影響も出ることだろう、、
そうした資源はどうする?
クジラは海洋資源だが、沖縄では同時に観光資源だ、

沖縄の漁業は、獲る漁業から作る漁業(養殖)へと変化してきたとはいえ、
原資とも言うべき海が無ければ作る漁業もいずれは枯れる、
そして何より、獲る漁業が枯れるなどあってはならないことだ


根拠の無い「沖縄の、美しい海、美しい自然」に関して
すでに多くの観光客は気付き始めてきている、、

再生してこその沖縄だと思うのだが・・
そこあたり気骨ある変人政治家は現れないものか・・

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