脳死はNO死

JaM

2009年06月19日 12:29

「脳死は人の死」可決

これは、臓器移植法の改正A案が可決されたということで

臓器移植法における「人の死とは何か」という定義の問題ではなく、
医師による脳死判定があれば、
本人の明確な拒否の意思が(生前=脳死になる前に)なかった場合は
年齢に関係なく、家族同意の下で臓器移植が認められる
というもの、

これはもう、対案や修正案がどかんと出てくるはずだが、
政治家、識者のみならず、国民に広く意見を求めるべき問題ではないか


医学界はもとより、生物学、生化学、哲学、宗教やスピリチュアルな世界まで
いろんな意見を聞いてみたい


今回の衆院可決でも、議員のうち、安易な賛成票を入れた連中がいる、
法案の中身を知らぬいつもの議員さんたちだ、
「賛成票を入れろ」と言われたから入れた、、そうした議員だ


小生にはまだ脳死が人の死とはどうしても思えないでいる

臓器移植で助かる命が沢山あるということは当然知っている、
しかし、だからといって「脳死=人の死」と判定することには、
技術レベルにおいて疑問や無理を感じている

すくなくともいま、「脳死」=「人の死」=「死」ではないからだ


途切れたものが回復するには常に時間がかかるものだ

どうも釈然としない


提供をする側も、受ける側も両方助かる手立てはないものだろうかと
そればかり考えてしまう

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