沖縄県仲井真弘多知事の抵抗

JaM

2009年10月04日 13:53

知事は「ベストは県外移設」と何度も言ってきたが、
彼が県外移設なんかするつもりは微塵もない。

「名護市が受け入れてくれる間に移設した方が現実的だ」

これが彼の本音だ


前原誠司国土交通相が来沖し、米軍普天間飛行場を視察あとの記者会見で

鳩山政権で新しい移設先を検討し実施することが必要、
辺野古移設が現実に進展するのか疑問視している、など述べているが

それは、いま多くの沖縄県民も含め、誰もが考えていることだろう、


環境アセスの見直しに関した意見の中で、
埋立予定地の土砂の購入先を心配しているような知事だ、
まったくもって信用がならない、

今後、知事や名護市長らが、防衛大臣など利用しながら
施設建設強行に向けてどういう手段に出てくるか、興味深い話ではあるが、
このところの首長迷走ぶりにはやや言葉がない


いま、地方空港が定期便廃止や財政難で閉鎖の憂き目にあっている
空港は新規に作らなくても、日本各地にある、


といって、どこでも受け入れは基本したくないに決まっている、

しかし、

沖縄県民がここまで大きな負担を、一手に引き受けている現実を
少し考えてみてはもらえないものだろうか、
しかも普天間ひとつ消えたくらいで、沖縄県民の負担が消えるわけじゃない、
不安がひとつ解消できることは確かに大きいことだが、

今行われようとしていることは、その不安をまた県内の別の場所へ移す作業でしかない


沖縄県の県外移設支持者は、日本のどこか他の地域が
また新たに米軍負担することを望んではいない

米軍基地がくれば、
治安や騒音の新たな問題が必ず起こる、

非常に大きな経済効果があるとはいっても、引き替えにすることも多い、


それでもあえて、、どこかの市町村、、手を上げてくれないものだろうか

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