先日から、水面下の動きがあるようだと書いてきたが
やはりそういうことだった、
普天間基地の移設先について難航する日本政府が、
辺野古沿岸部の現行案にやや手を入れて、
日米合意案に近い修正案を米側に打診していることが分かった、
平野官房長官が、仲井眞知事に電話をして、県民大会出席については慎重に判断するよう助言したのも、こういう裏があるからだと思っていた。
仲井眞知事は、「県外移設を100%お願いする」と言いながら、
相変わらず県内移設については「やむなし」の姿勢に変化はない、
県民大会への参加も表明はしたが、県内移設を拒否はしていない、
今の政府には100%県外をお願いするが、
話が返ってきたときは「呑みましょう」という、
ダブルスタンダードだ、
最初から県民を引っ張る気などないのだから、そんなものかとは思うが・・
いっそそれなら、知事は県民大会にも参加せず、
県の経済界を引っ張って、前の選挙のときのごとく運動員の数に任せて
「辺野古沿岸をやる!馬鹿な県民はついて来い」と言えばいいのに、
それもやらない、
「冷静に見ていること」が知事の務めなのだそうで、
よくよく「熱いものがない」人だ、
といっても、話は、もう知事の批判などしている場合じゃない・
知事のことなど、もうどうでもいい、
いくつかの報道によれば、水面下における打診内容は、
・現行案を沖合に50メートル移動
・2本の滑走路を1本
・訓練の一部を県外に移す
そして、今回の県民大会の様子を見守ってから米国との本格協議に入る
ということだ、
米国の協議の余地は、辺野古沿岸の現行案しかない
先日も米国からも同様の打診があったという話もあった
(この打診、両国どちらが先だったのか知りたかったが分からない)
県民大会の様子がどうだと言いながら
もう、政府方針は固まっており、
辺野古にむかって、また動き始めている、
自公はもともと現行案でOKなのだから、
このまま民主が現行案でいくことになれば、
沖縄には頼る党はなくなる、
米国にすれば、日本はとても気前のいいスポンサーだから、
日本国内に基地を移設してくれることが一番経済的だ、
だから自国に持ち帰っても問題のない軍機能を、
あえて日本においておこうという考えなわけだ、
ようは、
腹のくくり方次第では普天間の無条件閉鎖も可能なものではあるが、
腹をくくらなきゃいけない首相や知事に、その気構えもなけりゃ
意味も分かってない、
とくりゃ、もう任せておいてはおかしくなる、
鳩山首相も、いろんなポーズをとったきたもんだが、
ワシントンまで行って、せっかくルーピーなんて可愛らしい名前をもらい
国会で「愚かな総理大臣」と自虐的ギャクで場をしらけさせたが、
もう、歴代最も愚か過ぎる総理大臣といわなきゃいけない、
任せておくことはできない、
秘書の有罪判決もあって、
金に汚い首相であることは自身でも理解していることだろうし、
ここは小沢幹事長ともども、辞め時だ
それでも「最後は政治判断」とばかりに・・
「住民の意思は無視」で決着するつもりか・・
地元住民の心労にまた追い討ちをかけるつもりだろうか?
県民大会も大切な集会だと思うが、こうなれば、
県内の首長、県や市の議員が一団となって
政府に殴り込んでも良いのではないだろうか、
県民大会もまた、名護市長選同様に
「斟酌しない」話にされてしまうのだから・・