普天間問題、政府次の一手
県民大会は猛暑のなか9万人が集まった・・らしい、
これで、政府はもう手詰まりだろう、
米政府が「じゃあ、もう移設無しで軍を引き上げましょうか?」と
言ってくれるのを待つしかなくなった、
もちろん移設費用やら要求してくるに決まってはいるが・・
それならそれで前進だ、
日米が辺野古現行案の修正案を強行しようとしても、
地元の抵抗が大きくなるだけの話だろう、
それにしても、仲井眞県知事はよく参加したと思う、
今後も「県内移設拒否」こそ明言はしないだろうが、
大会の熱気を目の前にして、思うところがあったとすれば
それでいいのじゃないかと思う
笑えるのは官邸のほうだ、
この手詰まりを誰の責任にしようかと「責任のなすりあい」が始まったそうだ
鳩山首相に責任を負わせてはいけない、とすれば
沖縄を仕切る役割だった平野官房長官の更迭だろう、ということらしい、
しかし、そんな話に熱くなってもらっても沖縄県民は困るし、
県民大会の争点は首相や政府の責任問題じゃない
県民が国会議員に求めてるのは、
あくまで民意に沿った、よりより普天間問題解決に向けて
「あんたら、ちゃんと汗をかいてくれよ」ということだ、
民意に対して「無視」を決め込んだり、
何があっても何ひとつ「斟酌」してくれない、
その不条理さへの回答が今回の県民大会だ、
沖縄差別に対する意思表示といってもいいだろう、
酷暑のなか、何を好んで多くの沖縄県民が集まったのか?
それが分からないようじゃ、
首相も官房長官も「政治判断」を口にする資格はない、
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