参院選速報だらけの報道

JaM

2010年07月03日 09:33

読者を呼び込むには予言じみた話が良いのだろうか
どこの記事を読んでも予想だらけ(爆

小生も予想屋にでもなったような気分でいるけれど、
ロトも当たらないのだから、当てになんかならない、

メディア報道にはいろいろあって
事実
予測
希望
こんなものが微妙に入り混じり、
新聞などでは大手全国紙と、業界紙、地方紙などで
それぞれ役割が変わる


さあ、どうしたもんだろう

参院選は近い、、


全国紙、地方紙ともに世論誘導の匂いがプンプンしてきた・・

県内でも「◎◎候補が優勢に選挙戦を戦っている」という記事があり
他候補が苦戦を強いられていると書いてあった

電話アンケートが手っ取り早い調査方法ではあるが
何をどう調べているのだろうと思う人たちも多いはずだ


大体において、選挙とは組織票(組合、会社、団体、党組織など)の動きに左右される、
というか過去の選挙とはそういうものだった、

報道各社も毎度選挙報道をやっては分析を怠らないので
立候補者がどれくらいの「組織」を取り込んだか分かれば記事の根拠が出来るわけだ、

おおむね、組織も応援候補を早々に決定して票固めに入るので、
外から見ていても、どの程度の組織票がどの候補者に動くのかがわかってしまう


ただ最近、、こうした組織票(いえば利害関係)以外に、
本来の世論ともいえる浮動票というやつが選挙(政治)を動かすようになった

確実に増えてきているし、どんどん拡大している

浮動票とは、言葉通りだと「ふらふらした票」のように思われがちだが、
実際は、候補者支持に関してほぼ独自の考えで行動する人たちの票だ、、
無党派層とも呼ばれることもあるが、浮動票は党支持者にも多い。

組織頼みの候補者にとっては厄介な存在で、
候補者によっては「こんな連中、いなければいいのに」と思っている、

「投票に行くのは無駄」と頭から投票に行かない無関心層の票はともかく、
いまでは、国を動かす原動力になりつつある・・と勝手に解釈している。

組織票で勝ちにでたい候補者は、、
「無党派さん、選挙なんて面白くないよ、投票に来ないで」
というだろうし、

組織票に今ひとつ勢いのない候補者は、
「国民のみんなで政治に参加しよう、あなたの票が国を動かす」
とかなんとかいうのだろうし、


こうした「つぶし」と「掘り起こし」が同居する風景が
選挙のおかしさかもしれない



報道には規則(法律)がある

新聞紙、雑誌の報道及び評論当の自由

第148条
 この法律に定めるところの選挙運動の制限に関する規定は、
(第138条の3(人気投票の公表の禁止)の規定を除く。)
新聞紙(これに類する通信類を含む。以下同じ。)又は雑誌が、選挙に関し、報道及び評論を掲載するの自由を妨げるものではない。
但し、虚偽の事項を記載し又は事実を歪曲して記載する等表現の自由を濫用して選挙の公正を害してはならない。


新聞紙、雑誌の不法利用等の制限

第148条の2
 何人も、当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて新聞紙又は雑誌の編集その他経営を担当する者に対し金銭、物品その他の財産上の利益の供与、その供与の申込若しくは約束をし又は饗応接待、その申込若しくは約束をして、これに選挙に関する報道及び評論を掲載させることができない。
2 新聞紙又は雑誌の編集その他経営を担当する者は、前項の供与、饗応接待を受け若しくは要求し又は前項の申込を承諾して、これに選挙に関する報道及び評論を掲載することができない。
3 何人も、当選を得若しくは得しめ又は得しめない目的をもつて新聞紙又は雑誌に対する編集その他経営上の特殊の地位を利用して、これに選挙に関する報道及び評論を掲載し又は掲載させることができない。



こういうのを読んでいると、

「世論を誘導してはいかん、」とも読めるが
「事実に基づいてなら自由に書いていい、」とも読める、



期日前投票に行こうと思っていたが、
今回は、党も候補者も決められないので、
普通に投票日に行くことになりそうだ


今回は「消去法」の選挙になりそうだ、

数名の候補と、いくつかの党は早々に消去できたが、
党よりも、候補者選びが特に難しく感じている、
参考にする資料はメディア報道と
各候補のチラシや党マニフェストくらいだから、
なおさら難しい、

各候補も、選挙のときはいいことしか言わないしね(笑



政治に求めるものは各個人で違う
・自分の生活
・家族の生活
・地域の生活
・会社の業績
・日本の将来
・世界の未来

関心事もバラバラだ
・子育て支援や教育問題
・過疎地離島の経済や医療
・基地問題

等々・・


さあ、誰に入れようかなぁ
どの党にしようかなぁ

関連記事