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2011年12月02日

「犯す前に言わない」ということ

「犯す」発言からまだほんの数日だが

あの不適切発言は、辺野古への移設手続きに影響しないという日米審議官級の協議が昨日行われている


田中聡前沖縄防衛局長はちゃんと口に出して言ったが


この人たちは


「沖縄の同意なんて関係ない、やることはやらせてもらうからね」ってことで合意したわけだ


12月1日、日米両政府は外務省で、外務・防衛当局の審議官級協議を行っている。

日本側から外務省の冨田浩司北米局審議官、防衛省の黒江哲郎防衛政策局次長、
米側からは、ファー国防次官補代理やグリーン在沖縄米総領事らが出席した。



普天間基地機能を名護市辺野古へ移設するための、

環境影響評価書を年内に提出を完了することを確認している。


田中聡前沖縄防衛局長の更迭の影響はないと確認もしている。




前局長の言ったとおりの流れということだ。


下品な表現をしないだけで、「やるといったやるんだ」ということだ・・




田中くんのあの発言がなければ、

国が勝手に何を決めてしまっているのか

見えてこないという現実が怖い


というか見過ごしてしまう・・



そういう意味じゃ、

田中くんには「よくぞ言った」と褒めてあげなくちゃいけない

誰か沖縄で仕事を世話してあげちゃどうだろう、



さて、これからの辺野古アセスのスケジュールはこうなる・・

アセスはもともと、こうした基地建設に関する開発事業などが環境に与える影響を事前に調べる制度だが、

今回のアセスの目的は米軍普天間飛行場の代替施設を辺野古に移設するという事業計画、


すでに調査の方法は4年前に方法書ができて県知事も了解しているとして、

挙動不審な鳩山首相時代に再検討だ中断だのあったが、結局のところは年内のアセス提出で作業が進む、



これが提出されれば、、、


県は、何かしら腹をくくって意見提出しなくてはならない


工事は主に、飛行場部分と埋め立て部分だが、もし手続きが順調なら(ありえないが)

来年2012年中旬には県に工事の申請をしてくるということか・・・・




地元住民にとってこれが侵略、略奪であるなら、

田中くんの「犯す・・」とは、妥当な表現だ




妄想的かつ好意的に解釈するならば、

「私の大好きな沖縄が、なんの同意もなく、まさに犯されようとしている」、、と、

田中くんの「良心の声」が叫ばせたのかもしれない





さあ、今日、過去の少女暴行事件のなんたるかも知らない

ほぼ外交問題に関心のない防衛大臣が来県する


「謝罪する」という言葉が、なんとも空々しい



さて、一川保夫防衛相は沖縄県経済界のどの方々と会食をして帰るのやら




あと国政に行ってるはずのズケラン議員やデニ―議員はどういう動きをするんだろぉ






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