新型インフルで沖縄市の4歳男児死亡

JaM

2010年01月06日 20:51

沖縄市の4歳男児が12月末にワクチン接種を受けたのち、死亡した。

この男児は、12月30日にワクチンを接種していて、
1月3日から「発熱」
1月4日から「けいれん」が続いたことで入院
呼吸不全と脳浮腫を起こし、5日夜に死亡したということらしい、


ワクチンというやつは、すぐに効果があるわけじゃなく
「効果が現れるだろうと予測される」のは2週間後、
しかも、感染予防が完璧になるわけなどはなく、
「もしかすると有用かもしれない」と、
それくらいのつもりで予防接種しなければならない、

予防接種には、まれにてんかんや脳症のリスクもあるので、
子供への接種はどうしたものかと、実は小生、何年も答えを出していない、

既往暦から考えて、重症化しそうな高齢者などはともかく、
できれば「子供」には、季節性ワクチンも含めて接種させたくはないというのが本音にある、


インフルエンザは、自然感染して治癒した場合には、かなりしっかりとした抵抗力(免疫)ができるために、同じタイプのウィルスには感染しないことで知られている。
もちろん、インフルエンザウィルスは変異が激しいので、次にやってくるのは「ほぼ亜種」と考えねばならず、一度罹ったら、次は罹患しないなどという事はない。

これが、ワクチン接種などの場合は、変異前のウィルス株で作ったようなワクチンは、当然変異した新しいウィルス株には効果がないから、毎年の流行予測にもとづいたウィルス株で作ったワクチンを「もしかしたら有用かもしれない」的な雰囲気で接種するしかないのが現実だ。

そしてどういうわけだか、予防接種した場合の免疫力は、1年以内に消失するといわれているから、毎年、時期が来れば皮下注射しなければならないということになる、、
しかも常に「効果があるかどうかは別」としてだ、、


皮下注射で得られる免疫と、自然感染から自然治癒で得られる免疫とでは実はこうした大きな差がある、

自然感染では当然、ウィルスは鼻など呼吸器系統から入ってくるために、「血中抗体」のほかに「粘膜抗体」も作られることになり、同じタイプのウィルスになら持続性のあるものができるため、何年もの間、抗体を維持して強いバリアーを形成することができる。

しかし、ワクチン接種で作られる「血中抗体」というやつは、上記の通りいつの間にか減少し消失してしまうため、毎年打たなければならない、、



やはり、自然感染して自然治癒するのが一番いいように思うのだが、
やっぱり感染するのは誰しもイヤだし、なかなかその判断は難しいところだ、


今は新型も弱毒性と言われているが、これが強毒性に変異したときが怖いと思っている

おそらく、今打たれているワクチンはその強毒性のウィルスには効かない(^^;


いま、世界中の製薬会社が、日本市場を狙っていて、
ワクチン市場では、日本は世界最大と言われている、
タミフルなどのインフルエンザ薬も、日本が世界の7割を消費していると言われている、


世界から「動物実験室、モルモット」などと冷笑されながら、
いつの間にかどっぷりと薬漬けになっていく日本だからか、
「自然な抵抗力を上げていく方法」などというものは、なかなか出回ってこない



WHOと一戦交えた日本人で知られる、「生物資源研究所」(名護市)所長の根路銘国昭先生が「ハンノキ」「センダン」など、沖縄県内に自生する植物のおがくずなどの成分に、インフルエンザウイルスを死滅させる効果があることを突き止めている。
確か、去年の春頃には特許申請が認められたという新聞記事があったはずだ・・

試験管レベルの実験では、「H5N3型」や「H1N1型」など複数のインフルエンザウイルスを、僅か1g(と言っても試験管レベルで1gはかなり多いと思う)で死滅させる効果があることを実証していた。センダンの抽出エキスの64倍希釈で100%、その倍に希釈しても90%の高い不活化効果というから、散布型の消毒薬としての実用化はきっと早いなと思っていた、

その後、どうなったのだろう・・・。

多分、このウィルアタックってのがそうなのかなと思う・・



こうした成分を使って、空気清浄用のフィルターを作るだけで、
きっと大いにインフルエンザ予防に役立つことだろう、

根路銘国昭先生は、キョウチクトウやショウキズイセンなどの植物成分に、がん細胞を死滅させる作用があることを、マウス実験などでも立証しているが、実は、センダンなどのインフルエンザウイルス消毒死滅作用などは、これら研究の副産物なのだそうだ、、

沖縄には機能性の植物や食品が多いことで知られるが、
やはりこうした特別な研究者、しかも地元に愛着のある優秀な研究者がいなければ、ただ「健康にいいもの」で終わってしまうところだろう


根路銘先生は、いつも注目の研究者だ(^^

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