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2008年06月07日

ユッカヌヒー

さあ、ユッカヌヒー(旧暦の5月4日)だ・・

梅雨明けしそうにない、、
今年もか・・

一昨年までは、ユッカノヒーに合わせるかのように
梅雨明けしたが、、去年から全然だめだ、、

旧暦行事にことごとく打撃を与えてるのは、やはり地球温暖化だろうね、


よく地球温暖化というと
「地球が暖まってきた状態」と説明する人が多い、、

しかしそれは違う、、

「人間が地球を暖めてきた状態」と訂正して欲しいもんだ


生態系は、あと気温水温が平均して数度も上昇しようものなら
激変するだろう、、
水産資源は急激に失われ伝統漁業は壊滅の危機だ、、


近所の漁協では毎年、ユッカノヒーの年中行事で、
ハーリーレースが奉納される。
手漕ぎボートは、今年もきれいに仕上がっている、、

こうした神事や行事は、決して止めてはならない大切なお祭りだが、
温暖化でもし我々が海を失ったとしたなら、
お祭りする意味など、どこにも無くなる・・


その漁協では、いま流行のサンゴの移植というやつを、
観光客を巻き込んだ形ではじめた、、

確かに、サンゴ豊かな色鮮やかな海を取り戻そうという意気込みは分かる、、
だから無意味とは言わない、、

しかし、陸の環境を変えなければ、珊瑚の住める環境は絶対にもどらない、、
住める環境なくしてサンゴの移植はありえない、

住める環境でないところに、サンゴを移植して欲しいとは思わない、

移植するダイバーがいなくても、
サンゴを移植しなくても
ただ陸に人さえいなくなれば、
間違いなく数年でサンゴはもどってくる。。

でも人がいなくなることはありえないのだから、、
なら、何をすべきなのか、、
やるべきは何か?考えればいい、

きちんと下水排水を管理し、
川を浄化し、
農地を改良し赤土の流出を抑えるなど、
出来ることをやればいい、

漁協に、漁業権をこれからも行使し続ける意思があるのなら、、
そうしたことを考え具体的な目標を掲げて地域や行政に働きかけ、
実行していかなければいけない、

でないのなら、漁業の未来は無い・・
海には命の巡りがある、、
水産物はそうした循環の産物だ、、

搾取だけが能じゃない、
循環の環の中に人が一体化することこそが、これからの生産者の知恵だ


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Posted by JaM at 01:48 │時事

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