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2008年06月07日

レーザー・レーサー(LR)

北島康介をはじめとして、今回のジャパンオープンでは、
スピード社のレーザーレーサーを着用した選手が日本新記録を連発した。

小生も水泳は嫌いじゃないので、ある程度記録について理解できるのだが、

泳ぎは、最後の最後にベストの姿勢を保てなかった選手が負ける、、

スピード社のレーザーレーサーは、まず泳ぎの姿勢を固定する、、。いわゆる、スピードボートや潜水艦のような理想的な流線型を作り維持固定するようなものだ、、
泳ぐときの身体の線が、疲労でダレてこさえしなければ水の抵抗は最小限に抑えられる、

いずれ長距離の試合では、考えられない記録がでるだろう、
これは、長くなればなるほど有利だからだ、、

このままいくと、いずれオリンピックに出る選手は全身を覆った水着を着用するのが当り前になるだろうが、そのとき、これまでに理想とされてきた水泳の体形ではない、体形と馬力が分離したような新しいバランスの選手が現れるのではないかと思えてならない、、


それにしても、今回の素材問題では、随分ごたごたが続くが、一番貧乏くじを引いたのは、「たこ焼きラバー」だろう・・、
いま世界で一番優れた素材を作ってるメーカーは、おそらくこの山本化学工業だと思うが、今回ばかりは大手メーカーさんに翻弄されてしまった、、
山本化学工業
従来の水着の抵抗値1.3~1.5に対して、0.029のとんでもない素材を、大手さんは使いこなせなかったし、おそらく使う気もなかったと思う、、ただ、「使いましたよ、でも駄目だったでしょ」と、ポーズだけ取ったんじゃないかと勘繰ってしまう、

大手3社のうち2社が、たこ焼きラバーを水着の一部に採用したが、実は、この「一部使用」というところがミソだ、

ここから読み取れることは、大手メーカーの「責任逃れ」につきる、

2社ともに、開発能力なし、新素材なし、記録なし、で終わってしまい、
スピード社のレーザーレーサーに対抗できないと結論がでれば、
どこかに責任を押し付けなければならない、、

山本化学も、大手の責任問題の緩衝材に使われたんじゃ、
たまったもんじゃないし、共倒れなんてありえないよなと、
同情したくもなる。


水着とは関係ないが、昔々、といっても最近の昔だが、、
フロッピーディスクを発明したドクター中松が、
新しい記憶媒体として日本の大手電気メーカーに持ち込んだら見向きもされず、
結局は、IBMに持っていかれたという話を思い出す、

似たような話だね・・、


山本社長も、、「ナイキ」との話、断らなけりゃよかったのにね
もったいない

たこ焼きラバーで、誰か記録出さないかね、
トライアスロンで良い結果一杯出てるのにね

だって、ぶっちゃけたところ、
スピード社のレーザーレーサーは、
体形を維持するわけでしょ?
補助具つけて泳ぐわけでしょ?
それってさ、道具つけてるのと同じじゃないの?

そういうのって・・OKなわけ??

違反のような気がするんだけどな、

北島康介の言うとおり、、泳ぐのは選手だ、
しかし、こんな状態でオリンピックを迎えていいもんだろうか


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Posted by JaM at 17:23 │ひとりごと

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