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2008年11月05日

小室の凋落は価値か?

小室哲哉が逮捕された、、
新聞には、音楽プロデューサー小室哲哉容疑者(49)が兵庫県内の投資家の男性(48)に著作権譲渡を持ちかけ、5億円をだまし取ったとされる詐欺事件で・・とある、、

しかしこの投資家、2年間告訴に踏み切らなかった様子だが、小室哲哉のファンだったのか、著作権にあまり詳しくなかったのか、そのあたりがよく分からない事件だ、

結果論でしかないが、もう少し訴えを早くしていれば、詐欺以外の借金は膨れ上がらなかったのかなと思ったりもしたが、まあそれはただの素人判断だ、

その昔、日本著作権協会のことで坂本龍一などの音楽家が疑問を感じて立ち上がった頃、著作権について調べたことがあった、、
著作者でさえ無断で使用するなという日本著作権協会の著作権の扱いに、やや呆れ果てもしたが、、結局、著作権を管理するということはそういうことなのかという感想を持った覚えがある、

小室哲哉もそれに関して、知的財産権の侵害という観点で意見を述べていたようだが、、自身で管理会社を設立するなどして著作権を管理する以外ないという結論だったのではないかと思う、、

今回はそうした著作権管理会社への二重譲渡の問題も浮かび上がっていた
音楽業界には、こうした著作権を管理する団体のほかに音楽出版社などという、聞きなれない業態もあって、ちょっと素人は騙されやすかったのかなと思わないでもない、


それにしても、権利収入とはいえ、
著作者が大して儲からない仕組みというのはどうなってるんだろう
CDを発売して相当数売れたとしても1枚当たり数十円しか著作者へは入らない、、

独自レーベルや、良心的なインディーズで売れば、
大々的なプロモーションや全国のCDショップに並ぶことなどないにせよ、
CDのプレス費やカバー代金等の経費を差っぴいてもそれなりの利益が残る、、

地域で地道な活動をするなら、地元放送局などに著作権を管理してもらうなどの方法もあるだろう、

業界のことを知れば知るほど、血肉を争う業界だなと思えてならないが、
勝負するということはそういうことなのかもしれない、

ただ、もっと著作権者の利益に配慮出来る仕組みにならないものだろうか


小室哲哉も、もう少し所得があっても良かったんじゃないのかと思うし、
日本で地道に作曲やプロデュース業だけやっておけば良かったのじゃないだろうか、
失礼だが、彼を世界でどうこうなるような才能だとは、一度も思ったことがないし、
コレまでの多数あるヒット曲ですら、個人的に好きだと思う曲も一曲もない、、
ただ、特定の層には受けるだろうから、、大御所になっただろうとは思う

残念なことだ、、

「凋落」という言葉が一連のメディア報道で飛び交っているが、
コレを糧に、地道な次の人生を歩めばいいのではないかと思う、
それなら、対価は大きいが、価値ある凋落だ・・



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Posted by JaM at 00:24 │ひとりごと

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