てぃーだブログ › 海遊族JaMの沖縄写真歩き › ひとりごと › チョコの日

2009年02月14日

チョコの日

チョコを送るのが日本恒例となった聖バレンタインズデーである、

朝一番で、幼馴染からチョコギフトが届いた、
数年前ふとした再会をきっかけに、こうして何かと季節の便りをくれるようになった、

「小さい頃は、とにかく甘い物好き」だった、ということを、
何十年と覚えていてくれて、
今回も高級な化粧箱入りの小生好みのチョコクッキーを送ってくれた

幼馴染というのはおかしなもので、
「思い出」は保育園まで簡単にさかのぼるのだが、
一番記憶に鮮やかな時期はというとおそらく、互いに思春期を迎えた頃だ、

通学の電車に乗り合わせても話すこともなく、
せいぜい「おはよう」と「ばいばい」くらい・・、
といって異性としての意識が強くあったとは思わない、

にもかかわらず、この頃の記憶が何故か鮮明だ・・

お漏らししていた幼い頃から兄弟のようにして育ったせいか、
お互い恋愛感情に関しては避けて通っていたかもしれないな?と、
ふと思った・・、
その分だけ余計に潜在的に意識していたのかどうか、
大人になっていく彼女のことをしっかりと覚えている・・

家族や兄弟同士の「好き」と、
他人同士の「好き」とでは、大きく差がある、

彼女とはやはりどうも「兄弟」だったようだ・・(^^)


2年前のデータでバレンタインデーの市場規模は1300億円
ホワイトデーの市場規模は1200億円くらいだったか・・、
さあ、今年は土曜日ということもあって、
本命相手以外に渡すいわゆる「義理チョコ」に関しては、
かなりの買い控えがあったと伝え聞いている・・

売れ残りのチョコ、安売りしないかなぁ

今の景気の冷え込み、先行き不安を増長してやまない麻生総理も、
昨日の13日の金曜日の女性記者チョコに続いて(^^;
自民の同僚議員から義理チョコもらっただろうか・・

誰か野党女性議員から総理へ、
風刺の効いたブラックチョコなジョークでもなかったのか?と思うが、
野党もこの頃は、直球勝負ばかりでそこまで余裕はなかったかな、、


さて、世界各地のカカオ生産において、チョコレート消費する先進各国は、
随分と生産国から利益を搾取してきたように思っている、
とくにアフリカ各国では、幼い労働力がカカオ農園にかり出されて、
ろくに学校にも行かせてもらっていないと聞く、

家族と一緒に生きるためには労働が不可欠とはいえ、
毎日カカオの木に登っては収穫を手伝っている、
そんな幼い子供たちに想いを馳せると、
まともにチョコレートが喉を通らない、、

そんな多くの子供達はそのチョコの味さえ知らないというのも、
どこか悲しくさみしい、

チョコを何個もらったとか、義理チョコ何個あげただとか、
単純に浮かれて楽しい一日であってもいいだろう、
女性にとって、真剣に心打ち明ける日であってもいいとは思うが、

麻生さんや議員さんたちにも是非お願いしたい、、
議員立法やれとまでは言わないが、日本にこうして根付いた文化の一方で
こうしてひとつカカオなどの「原料」や「生産国」に目を向けてみれば、
世界に、様々な不都合不合理が渦巻いていることが分かる、
日本はそうしたことに少なからず関わりがあり責任がある、

チョコの甘い香りの後ろで、
途上国の子供達の未来を奪ってやしないかと
少し考えてみてもよくはないだろうか
戦略なきODAでは、行き渡らないというのが現実だ、
ばら撒きと酷評されても仕方がない、、


自分がチョコをプレゼント「する」「される」だけじゃなく、
あるいは、バレンタイン文化論ばかり流暢にコメントするのじゃなく、
そんな幼い労働者たちと、世界の貧困について考えることも、
こんな日にはふさわしいと思う

どの国のどの子供達にも同様にクリスマスが来ると思ってはいけない、
バレンタインなどの聖なる日も誰にも平等に訪れはしないのだから、



同じカテゴリー(ひとりごと)の記事
評価書
評価書(2011-12-29 13:04)

中秋の名月
中秋の名月(2010-09-25 13:26)


※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

釣り船チャーターなら荻堂船長フジン号

マイアルバム
OZIOnet(オージオ ネット)
日本全国発の格安航空券を比較購入サイト
小額短期保険会社ミニンシュラー
世界の飢餓貧困災害紛争に苦しむ子供たちを支援世界の飢餓貧困災害紛争に苦しむ子供たちを支援する国際NGOワールドビジョンジャパン


オーナーへメッセージ
QRコード
QRCODE
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 22人