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2009年06月02日

サンゴ移植大人気

本当に、サンゴの移植は大人気ですね

一応、微々たるものですが効果はあります

やって悪いとは思いません、

ただ、もうそろそろ、はっきり言いたいなと思っています

根本的な考え方が間違ってます、、と、、


陸上の環境を変えなきゃ、サンゴが再生するなんて思えません

百年かかって小学校のグランド一個分のさんご礁が再生したとして

それって、そんなにすごいことですか?


このti-daブログの広告バナーで
「35ステッカーを買ってサンゴ移植を!」とうのが表示されてますが

家庭用洗剤を極力少なめに使用する
無駄に下水に水を流さない
農薬を抑えた農法に変換する

こういったことの徹底のほうが、
全沖縄的なサンゴの回復が期待できます

前にも書きましたが
「人が陸上から消えること」、それが、サンゴ回復のもっとも有効な手段です
きっと3年も人がいなければ、モノスゴく回復します

でも、それはできないことでしょう?
だったら、そういう視点だけ持てばいいのじゃないですか?
そうすれば「日常的な人々の行い」の中で
海を破壊する要因は一体なんなんだろう、という疑問が生まれます

糸口は、常にそこにあるのに、
とにかく、多くの人が無視してますよね、

サンゴ移植という行為が、海に対する罪滅ぼしの行為であってはいけないと
いつも感じています

回復させなきゃ意味がないと、


よく経済では、費用対効果という線引きでものを考えるけれど

サンゴ移植にかかる経費ってどれくらいでしょう?

サンゴを、
採集しに出かけなくちゃいけない
育てなきゃいけない
移植に出かけなきゃいけない

移動車両のガソリン、船の燃料、水槽の電気、ダイバーの宿泊や飛行機やレンタカーの燃料、

これらは地球温暖化側の要因ですよね?


いちいち細かくは書かないけれど、
サンゴの移植をするまでの間に、
ものすごいエネルギーを使っていませんか?
その間に、水や洗剤や土砂や農薬や、海に流れ込んでいませんか?

悪行とは決して言わないけれど、
ピンポイントでサンゴ移植を「善い行い」だって信じ込むのはやめましょう

こうしたひとつの手段でごまかすのじゃなく
残りの99の問題を解決しましょうよ

オニヒトデは悪者じゃないのに、今は悪者にされてるけれども、
サンゴの破壊を食い止めるためには、
対症療法的には駆除作業は仕方がないなと思います

でも、オニヒトデが、サンゴを食い荒らすとか
そういう表現はやめてくれないかな


だって、さんご礁を破壊したのは「人」でしょう


そろそろ、小生自身も、ぶれるのはやめたいなと思っています


タグ :サンゴ移植

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