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2008年11月02日

亜硝酸ナトリウム

微量に野菜類にも含まれている成分ではあるが、
亜硝酸ナトリウムは、危険な添加物のひとつだと認識している、、

基準超の亜硝酸ナトリウムが、日東ベスト製ソーセージから検出されたようだ、
全国約140か所に出荷したソーセージステーキ(約415万枚)などの自主回収を始めたようなので、購入者は冷蔵庫確認注意報だ!

基準値をわずかに上回ったようで、たまたま緊急の毒性が発現せず幸いだったと思うが、この、わずかに超えるあたりの量を入れてしまった、というところが、この会社の亜硝酸ナトリウムの危険度の認識の希薄さなのだろう、

主に食肉に添加して発色性を持たせ、
食欲を掻き立てる肉色に仕上げる特効薬だ、
「色を保存する薬品」と考えればいいが、
決してペンキ(添加色素)のようなものではない、
食肉の色素と反応し安定的に変色を防ぐなどする、、

食肉以外にも、乾燥果物やジャムなどにも添加される事がある、、
おそらく、我々消費者の多くが何も気にせず購入し、
頻繁に口にしている添加物のひとつなのだが、、

亜硝酸ナトリウム(亜硝酸ソーダ)の一番危険なところは、
魚などに含まれるアミノ酸の一種で、熱などで変化するアミン類とともに反応し
ニトロソアミンを作ることだろう、、

ニトロソアミンは、ガンの研究者なら誰もが知る強烈な発がん性物質で、
消化器官において、急性の毒性を示す、、同時に強烈なアレルゲンでもある、

下痢の時に、急激な腹痛や差し込む痛みを感じて、脂汗など大汗をかいた経験などないだろうか、
これは、酸化した腐敗便の中でニトロソアミンが暴れまわっているような状態だ、

様々な急性症状などの場合、浣腸によって、直腸、大腸から
ニトロソアミン類を含む酸性腐敗便を出してやることで、
症状が治まるなどするのはこのためだ、、

よく、焼き焦げた肉や魚を食べるのはやめようと言われるが、これは人々が経験的に知りえた、要因物質を体内に取り込まず、ニトロソアミン類などを作らない食の予防管理だということがわかる、、

個人的には、
日本人の、消化器系、胃腸のガンが大変多い原因物質と結論している、、


国の消費者教育に関するワーキングチームの座長を
沖縄選出参院議員が勤めている、、

やや専門知識を必要とする、こうした食の安全において、
はたして、正しい選択と判断が出来る賢い消費者を育てていけるものだろうかと、
現段階ではまったく期待していない、
しかし是非とも、積み上げてくれなくてはいけない、、

日本は世界の有識者から、食品添加物、毒物、化学物質の臨床実験国とまで揶揄されている、
実際、日本は世界一のアレルギー大国だ、
もういい加減、気がつかなければいけないが、、
利益を優先する企業や、そうした企業から献金などもらっている政治家には何ひとつ期待できない、

結局のところ自己防衛するしかないという現状が、悲しい・・

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基準超の亜硝酸ナトリウム、日東ベスト製ソーセージから検出
11月1日20時9分配信 読売新聞

 山形県寒河江市の食品会社「日東ベスト」が製造した業務用冷凍ソーセージ類6製品から、食品衛生法の基準を超える食品添加物の亜硝酸ナトリウムが検出されたことが1日、明らかになった。
 現時点で健康被害の報告はないという。同社は「配合量を誤った。管理が甘かった」としている。
 同社によると、奈良県内の出荷先から基準値(70ppm)を超える製品があるとの指摘があり、ソーセージ類約170製品をすべて検査したところ、6製品から最大89・2ppmの亜硝酸ナトリウムが検出された。
 同社は、全国約140か所に出荷したソーセージステーキ(約415万枚)などの自主回収を進めている。



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Posted by JaM at 15:53 │食の安全

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