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2008年11月30日

消費者は学習する

普通、『学習』とは、
「経験」あるいは「体験」のことだ・・

以前、大阪梅田にある新聞社に通っていた頃に
取材で赴いた日本料理屋で「松茸の土瓶蒸し」を頂いた、

食感、味覚というのは不思議なもので、
その味を20年以上経た今でも覚えている・・

味を再現せよといわれれば、出来なくはないが
本格的な板場の修業経験がないので、
見栄え出来栄えは保障できない・・
しかし、、あれは実に美味かった、
香ばしさの極みだろう、、その後、同じ香りにはまだ出会っていない


味といえば、やはり母親の作る料理の味は格別、
幸いなことに小生は二人の素晴らしい母に恵まれたので、
美味い料理を二倍以上味わって育ったといえる、

親が子供の料理を考える時、
安全な食材であることはもちろんのこと、
料理法、形状や硬度にいたるまで配慮するのが普通であり、
もし外食や店屋物であっても、与え方に配慮をするものだ、、

子供はそれを経験値として随時脳にインプットし、
食のデータベースを積み上げていく、

このデータベースには、
関連事項として、産地情報や商店情報、料理法、そして食べ方まで
入力されるのが普通だ、

良質の食経験に恵まれた人は、実にうらやましく思う


ところが、最近・・
料理を作らぬ親、サボる親が身近でも目に付いてきた、

子供は毎夜スナック菓子を食べ、炭酸飲料をがぶ飲み、
コンビニのおにぎりや弁当を食べ、
チンするだけのパスタ、菓子パンをかじっている、、

外食産業を非難も否定もしないし、
菓子メーカーに恨みもない、
小生も多少なりとお世話になっているし、
実にいい仕事をする企業もたくさんある、

ただ、決して選択肢に入らない店もあれば、
決して買わないメーカーの商品があることは確かだ、


この頃では、中国産中国製の食品問題、
国内においても食における様々な偽装がクローズアップされ、
被害も出ているので、危険性という観点からすれば、
各種報道などから、二次体験とでも言うべき「学習」で得た知識もあり、
皆がそうそう間違った方向へ進むとも思えなかったのだが、
案外とそうでもないことが分かってきた・・

子供の食育をサボるということは、、ろくなことにならない、
スーパーや百貨店で、「選択肢のない」親子を見かけると、
少々気が重くなる、、

小売されているものが、全部危険だとは言わないし
そんなわけはない、
安全だから売られている、と逆の言い方も出来る、

しかし、選択を間違い、組み合わせを間違えば毒にも病気にもなる、、

世のメタボ人口を考えれば簡単なことだ・・


子供は何を与えられようが、親の味としてそれを学習していく、

可能な限り、手間をかけていただきたいものだ、


タグ :松茸

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