2009年09月03日
風景写真家 髙田誠三氏の写真展 「憧景響く」
髙田誠三
写真展 「憧景響く」
* 開催期間
* 2009年9月25日(金)~10月1日(木)
* 富士フイルムフォトサロン 大阪
* 入場料 無料
10:00~19:00(最終日15:00)
〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町3-5-11
富士フイルム大阪ビル1F
TEL 06-6205-8000
* 2009年10月9日(金)~10月15日(木)
* 富士フイルムフォトサロン 東京
* 入場料 無料
10:00~19:00(最終日14:00)
〒107-0052 港区赤坂9-7-3 フジフイルムスクエア2F
TEL 03-6271-3351
大阪展の案内(富士フィルムフォトサロンのページ)
http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/osaka/09092501.html
僅かな期間ではあったが、小生の写真術の恩師の1人である、
風景写真家、髙田誠三氏が、大阪と東京で写真展を開催する、、
高田氏は数年前に、突然大病で倒れられたが、いつの間にか復活して
80歳を越えて今なお、日本の風景写真界を牽引する現役作家だ
今回の写真展は、約60年にわたる作家活動のダイジェストになるという、
高田氏の写真は、そんじょそこいらの風景作家の
聴衆に媚びるような作品ではない、
まったく「素朴に美しい」という、美しさの原点を思わせる写真ばかりだ、
写真に、劇的な瞬間や驚き、完全なる造形美など求める一部の方々には、
充分な「物足りなさ」を提供するとさえ思っているが、
勘違いをしてはいけない!
出逢ったまま、素朴な感情、素直な意志のままにシャッターを切るとは
ああいうことを言うのだ、、
髙田誠三氏の、撮影の原点は
労を惜しまず自然風景をを求めて現場へ出かけるということ、、
小生が学んだ最大のポイントだ、
これは写真のどんなジャンルの写真家にも共通することだが、
常に高田氏はそれを普通に、ごく当たり前に実践されてきた、
だから今回の写真展も、60年の集大成などと
高田氏自信が思っているはずなどがなく、
まだまだ、現役でやっていく気に違いない、
絶対に思いのまま現場へと出かける人だ、
いつか、シャッターを切りながら現場で果てるかもしれないが、
高田誠三氏とはそうした写真家だ、
高田氏の写真を見ていると、
自然風景を撮り続けることの大切さを改めて感じさせてくれる、
人の手によって、あるいは気候の変動によって失われる自然が
世界各所で確認される今、
長い年月の仲で記録された自然風景は「貴重」そのもの、
前々から、人や仕事の「価値」は、
本人だけじゃなく他人が決めてしまっていいと考えてきた・・、
高田氏は約60年前、写真を始めたときに
地球温暖化を危惧して写真を始められたわけではきっとないだろう、
しかし、60年にわたる自然界を捉えた写業はいま、
現代から未来へむけて「地球をとりもどす行動」のための
提案やヒント、といった価値にも結びついてくる
高田誠三氏の写業60周年を祝うという名目で、、
少々浮かれた連中からパーティーの案内など届いたが、
高田氏の写真の価値に、
もう少しばかり気がついてくれないものだろうかと苦笑いだ
気の利かない弟子たちだ・・
高田誠三氏の弟子や教え子は、きっとプロアマ数えきれないだろう、
だが、高田氏のような作風の作家は誰一人として知らない、
教え子筆頭を自称する作家のものともまるで違う、
高田氏独特の、自然を見つめる素朴な感性は、
彼ひとりのもので良いと思っている、
これからも元気で、長く作家活動していただきたいものだ
写真展 「憧景響く」
* 開催期間
* 2009年9月25日(金)~10月1日(木)
* 富士フイルムフォトサロン 大阪
* 入場料 無料
10:00~19:00(最終日15:00)
〒541-0051 大阪府大阪市中央区備後町3-5-11
富士フイルム大阪ビル1F
TEL 06-6205-8000
* 2009年10月9日(金)~10月15日(木)
* 富士フイルムフォトサロン 東京
* 入場料 無料
10:00~19:00(最終日14:00)
〒107-0052 港区赤坂9-7-3 フジフイルムスクエア2F
TEL 03-6271-3351
大阪展の案内(富士フィルムフォトサロンのページ)
http://www.fujifilm.co.jp/photosalon/osaka/09092501.html
僅かな期間ではあったが、小生の写真術の恩師の1人である、
風景写真家、髙田誠三氏が、大阪と東京で写真展を開催する、、
高田氏は数年前に、突然大病で倒れられたが、いつの間にか復活して
80歳を越えて今なお、日本の風景写真界を牽引する現役作家だ
今回の写真展は、約60年にわたる作家活動のダイジェストになるという、
高田氏の写真は、そんじょそこいらの風景作家の
聴衆に媚びるような作品ではない、
まったく「素朴に美しい」という、美しさの原点を思わせる写真ばかりだ、
写真に、劇的な瞬間や驚き、完全なる造形美など求める一部の方々には、
充分な「物足りなさ」を提供するとさえ思っているが、
勘違いをしてはいけない!
出逢ったまま、素朴な感情、素直な意志のままにシャッターを切るとは
ああいうことを言うのだ、、
髙田誠三氏の、撮影の原点は
労を惜しまず自然風景をを求めて現場へ出かけるということ、、
小生が学んだ最大のポイントだ、
これは写真のどんなジャンルの写真家にも共通することだが、
常に高田氏はそれを普通に、ごく当たり前に実践されてきた、
だから今回の写真展も、60年の集大成などと
高田氏自信が思っているはずなどがなく、
まだまだ、現役でやっていく気に違いない、
絶対に思いのまま現場へと出かける人だ、
いつか、シャッターを切りながら現場で果てるかもしれないが、
高田誠三氏とはそうした写真家だ、
高田氏の写真を見ていると、
自然風景を撮り続けることの大切さを改めて感じさせてくれる、
人の手によって、あるいは気候の変動によって失われる自然が
世界各所で確認される今、
長い年月の仲で記録された自然風景は「貴重」そのもの、
前々から、人や仕事の「価値」は、
本人だけじゃなく他人が決めてしまっていいと考えてきた・・、
高田氏は約60年前、写真を始めたときに
地球温暖化を危惧して写真を始められたわけではきっとないだろう、
しかし、60年にわたる自然界を捉えた写業はいま、
現代から未来へむけて「地球をとりもどす行動」のための
提案やヒント、といった価値にも結びついてくる
高田誠三氏の写業60周年を祝うという名目で、、
少々浮かれた連中からパーティーの案内など届いたが、
高田氏の写真の価値に、
もう少しばかり気がついてくれないものだろうかと苦笑いだ
気の利かない弟子たちだ・・
高田誠三氏の弟子や教え子は、きっとプロアマ数えきれないだろう、
だが、高田氏のような作風の作家は誰一人として知らない、
教え子筆頭を自称する作家のものともまるで違う、
高田氏独特の、自然を見つめる素朴な感性は、
彼ひとりのもので良いと思っている、
これからも元気で、長く作家活動していただきたいものだ
Posted by JaM at 11:42│Comments(0)
│写真談話
※会員のみコメントを受け付けております、ログインが必要です。